2023/02/23 施工事例
リフォーム・リノベするなら絶対やるべき5大項目。
リフォーム・リノベをやるなら
絶対やるべき5大項目。
弊社の実例を踏まえて、一部記事を引用します。
今後、
人口減少=空き家の増加
工事費の高騰
インフレによる実質賃金低下
金利の上昇
などにより、新築の着工数は減少確実。
と言われています。
その結果、
賃貸のまま住み続ける。
実家、中古の高断熱リフォーム。
という選択は増えていくと思われます。
弊社では約10年前から鉄筋コンクリート造の
高断熱リフォームを実施させて頂き、
そもそもの性能を向上させ、
快適に暮らせる工事を『リノベーション』
と呼ばせて頂いてます。
(建物が生まれ変わる状態)
つい先日、お引き渡したお家では、
LDKを一新したリフォーム+断熱改修
つまり、リノベーションした訳ですが、
暖房の温度が『19度』設定で、
『19度で全然、あったかいんよ』奥様
『これにはびっくりした!』ご主人
と、お喜びのお声。
私たちも19度設定にはビックリでした。
そこで、
断熱改修を施す場合、
正しい知識と適切な施工(工事)
そして実績(実施検証)が必要になります。
ここではお客様に分かりやすく、
工事カ所のポイントを挙げて参ります。
先ず①番目は、『窓』
画像は、【カバー工法】と呼ばれ、
今ある窓の障子(ガラス部分)のみを撤去し、
新しいサッシを取り付ける工法です。
冬場の赤外線画像になるのですが、
窓の部分が10度前後。
これで室内はファンヒーターガンガンです。
テレビの温度が高いのが印象的。
(2月時期、外気温度6度程度)
こちらは5月の南面の窓。
直射日光を受ける室内の床面が
37.2度。
これでは室内がどんどん温度上昇を
してしまいます。
赤外線カメラで分かるように
室内と外との温度の行き来きは、
窓が一番影響を受けやすいのです。
カバー工法、
若しくは、【内窓】の設置が理想です。
続きまして②番目は、【断熱材】です。
鉄筋コンクリートの場合は、
壁を新たにつくると部屋が狭くなるので、
極力、【吹付断熱】を行います。
(厚みが少なくて済む)
天井の断熱材を施工。
無断熱(断熱材が無い)の場合か、
昔なので薄っぺらいか、
そもそもきちんと敷き詰められてないか。
特に屋根は太陽の熱を壁以上に受けますので、
熱くなりやすいので、
適切で無い場合は、必須項目です。
続いて③番目も【断熱材】です。
床下通気工法の場合、
断熱材が無いと、
外気(冬なら外の冷たい空気)が
床下からスースー入ってきます。
天井同様、断熱材が大切なのですが、
床下の場合は、
『隙間なく詰める』ことがより重要。
今の新築で言う『気密』ですね。
④番目は高効率な【エコキュート】
もしも温水器や効率の悪い給湯器を
ご使用の場合は、
物価上昇、電気代上昇の現代では
ランニングコストが爆上がりになって
しまいますので、
交換をおすすめ致します。
今回のテーマでは余談になりますが、
その折に配管設備の交換もおすすめします。
特に何十年と使用したキッチンの排水管は、
半分以上が油で詰まっている。
なんてこともザラにありますし、
給湯器から露出の配管を使用している場合、
お湯を運ぶ間に冷えてぬるくなり、
より、コストがかかってしまっています。
最後、⑤番目は、冷たいお風呂。
タイル貼りのお風呂に大きな窓。
昔の流行りではありますが、
絶賛、強烈に寒い代名詞です。
あるご年配のお客様から、
『冬場は命懸けで入ってます』
『お風呂に入るのが修行ですよ(笑』
とお伺いしたのが印象的でした。
いくら高効率のエコキュートでお湯を入れても、
タイル貼りのお風呂に溜めると、
冷える方が早い。
若しくはお風呂全体を温めるのに
大量のお湯が必要になります。
今回はある記事を引用しつつ、
リフォーム・リノベするなら絶対やるべき5大項目
としてブログを書かせて頂きました。
弊社で工事済みのお客様は、
『あー何かやってたね』と、
思い出されるかもしれませんが、
弊社では工事が具体的に進むにつれ、
温度環境についても事前に調査を行います。
床下通気の場合、床下の温度。
8.8度ですが、
画像は断熱材が無いので、
その冷たい空気が室内に流入します。
こちらは鉄筋コンクリートの階段室。
よく鉄筋の家の階段部分のクロスが剥がれ気味に
なっているかと思います。
それもそのはず、
壁面が3〜5度。
その冷たい壁にファンヒーター等の
水分を含んだ温かい空気が接すると
俗に言う【結露】が発生し、
クロスが剥がれてしまいます。
ここへ入ると冬場は保冷庫。
夏場はサウナ。
と言う状態。
床下の湿度が41%もある場合は、
床を支える束木などの木材も、
非常に腐りやすい。
そしてシロアリも発生しやすい。
その場合の処置の方法はまた次の機会に。
弊社では、
お客様からリフォーム等のご依頼があった場合、
されるか、されないか
はお客様がお決めになられる事であり、
当然、ご予算やご都合もございます。
ただし、
専門職として、
『◯◯した方がよろしいかと思います』
と言うご提案をするようにしております。
『先に教えてくれていたら・・・』
を防ぐためでもありますので、
選択肢の一つとして、
お聞き入れくだされば幸いです。
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